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子どもの予防接種

ヒブ(インフルエンザ菌b型)|ワクチン

このワクチンで予防できる病気

  • ヒブ感染症(特にこの菌による細菌性髄膜炎と喉頭蓋炎)
  • ヒブ:Hib(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)
対象年齢 生後2か月以上5歳に至るまで(5歳の誕生日の前日まで)の方
接種費用 定期接種対象の方は無料
接種回数と
スケジュール
  • 生後2か月から7か月未満 (3か月を推奨) … 4回

初回接種3回+追加接種1回=合計4回
ヒブワクチン接種スケジュール

備考 標準的なスケジュールで 接種をしなかった場合の接種回数は下記をご参考ください。
  • 生後7か月から1歳未満 … 3回
  • 1歳以上5歳未満 … 1回

ヒブ肺炎球菌標準外スケジュール

※予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。


インフルエンザ菌b型(Hib)感染症について

インフルエンザ菌は、のどや鼻の奥にいる身近な細菌で、主にくしゃみや咳などで飛沫感染し、肺炎や中耳炎などの病気を起こします。インフルエンザ菌の中で、b型の莢膜を持つ細菌(Hib)は血液中に入りやすく、髄膜炎や菌血症などの重い感染症(侵襲性インフルエンザ菌感染症)を引き起こします。Hib髄膜炎の好発年齢は乳幼児期で、患者の15~30%は難聴などの神経学的後遺症を認め、死亡率は3~6%と言われています。日本では、2013年4月にヒブワクチンが定期接種化され、Hibによる侵襲性インフルエンザ菌感染症はそれ以後ほとんど見られなくなりました。