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花粉症治療

花粉症について

花粉症とは、 「季節性アレルギー性鼻炎」もしくは「季節性アレルギー性結膜炎」とも呼ばれ、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因(アレルゲン)となって、鼻みず・くしゃみ・鼻づまり、 目の充血やかゆみ、流涙などの諸症状を惹き起こす、アレルギー性の病気です。 花粉症は、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などとセットでかかってしまう人が少なくありません。人によっては、一度にかからなくとも、時期をずらしながら、花粉症だったり、アトピーだったりさまざまな諸症状が現れることもあります。 当院では、花粉症の症状を軽減するお薬による治療を行っております。漢方での治療も行っておりますので花粉症の症状がある方は、ご相談ください。

自由が丘 スギ花粉
花粉症の種類 症状の期間 原因物質(アレルゲン)
季節性アレルギー性鼻炎
アレルギー性結膜炎
アレルゲンとなる
花粉が飛ぶ季節
スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ
・シラカバなどの花粉など
通年性アレルギー性鼻炎
通年性アレルギー性結膜炎
アレルゲンが通年存在する ダニ・ハウスダスト・ゴキブリなどの
昆虫・ペットの毛・フケなど

治療について

アレルギー性鼻炎(花粉症)の患者さんはそれぞれに、発症する時期、症状、経過、が異なります。薬による治療効果や眠さなどの副作用の症状も違いますので、患者さんと充分ご相談の上、治療を決めてゆきます。 治療の効果を高めるために可能であれば、症状が始まる前までに治療を始めることをお勧めします。

アレルゲン(原因物質)検査

当院では、アレルゲン検査を行っております。採血で検査を行います。アレルギーの原因物質を知れば、症状の強い時期が予想でき、対策も変わってきます。予防、重症化、難治化を防ぐためにも原因物質を一度調べてみてください。

スギ花粉症舌下免疫療法

○スギ花粉舌下免疫療法の治療開始は、6月~12月の間に行います。 1月~5月の間は治療を開始できません(治療に関するご相談は、随時承っております)。

舌下免疫療法とは、アレルギーの原因となる成分を少しずつ体に入れることで、体を慣れさせ、アレルギー反応を起こさせなくする方法です。
抗アレルギー薬はその時の症状をやわらげるだけの「対症療法」ですが、舌下免疫療法はアレルギーそのものを治す「根本的な治療」となります。

舌下免疫療法は、薬を舌下すなわち舌の裏において服薬をします(薬は唾液で溶けます)。

スギ花粉症舌下免疫療法

定期的に処方を行い、自宅で服薬を継続していきます。治療初期の数回は、2週間ごとに通院して頂く必要がありますが(副作用等安全性の確認のため)、その後は1ヶ月間隔の通院で治療が可能となります。 舌下免疫療法にはメリット・デメリットがあります(※下記表参照)。

 
  舌下免疫療法
メリット
  • 治療を継続していく事で、スギ花粉アレルギー症状の発症そのものを抑えることができる。
  • アレルギー症状が発症しなくなれば、抗アレルギー薬服用の必要がなくなる。
     (抗アレルギー薬による眠気など副作用から開放)
デメリット
  • 毎日自宅で服薬の必要があり、服薬方法を正確に覚える必要がある。
  • 治療期間は長期の継続(3~5年)が必要なため、スギ花粉シーズン外にも通院が必要となる。
  • 重篤な副作用としてショック症状(アナフィラキシー)の可能性がある。

※重篤な副作用自体はごく稀で、皮下免疫療法と比較しても少ないです。

ご自身のライフスタイルや希望に合わせて、治療方法を選択する事が重要です。対症療法による治療も行っておりますので、花粉症でお困りの方はお気軽にご相談ください。

○当治療は、血液検査によりスギ花粉症陽性である方が対象となります。
治療を希望の際は、当院で検査を受けて頂くか、他院での血液検査結果を持参頂く必要があります。

○ダニ舌下免疫療法も行っております。ご相談ください。