クリニックからのお知らせ
小児科患者定点医療機関就任のお知らせ
2014年3月24日更新
当院では目黒区医師会の依頼を受け、2014年4月から小児科定点医療機関に就任することとなりました。
小児科定点とは・・・・
感染症法に基づき、全国約3000ヶ所の登録された小児医療機関から、定められた感染症の発生状況(年齢、性別、数)を保健所に報告するシステムです。保健所に報告されたデータは都道府県、国に報告され、地域や全国でどんな感染症が流行っているかを把握することができ、感染症対策に役立てられます。
目黒区では小児科定点医療機関は、当院を含めて5施設が指定されています。
小児科定点の報告疾患は・・・
1)RSウイルス感染症 2)咽頭結膜熱(プール熱) 3)溶連菌性咽頭炎 4)感染性胃腸炎 5)水痘(みずぼうそう) 6)手足口病 7)伝染性紅斑(りんご病) 8)突発性発しん 9)百日咳 10)ヘルパンギーナ 11)流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 以上の11疾患と 12)インフルエンザ(インフルエンザ定点を兼ねる) 13)不明発しん症 14)MCLS(川崎病) (左記2疾患は東京都単独)
患者さまへのメリット
集計されたデータは東京都感染症情報センターや国立感染症研究所感染症情報センターのHPで見られます。 また、目黒区小児科定点の速報値は定点医療機関に還元されるため、当院HPでも掲載し、地域の流行について情報発信いたします。
プライバシー保護について
報告は年齢・性別・発生疾患数のみですので、患者さまのプライバシーは守られます。