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子どもの予防接種

水痘ワクチン

ワクチン名 乾燥弱毒生水痘ワクチン
予防する病気 水痘(みずぼうそう)
定期接種の対象年齢 1歳以上3歳未満
接種回数 計2回
接種方法 いずれも1回0.5mlを皮下注射
標準的な接種スケジュール
  • 1回目は1歳になったらなるべく早く接種(1歳以上1歳3か月未満)
  • 2回目は1回目の接種後6か月以上12か月未満(少なくとも3か月以上)あけて1回接種
備考
  • より強い免疫を得られるよう2回の接種が必要です。
  • ワクチン接種をしていない子が水痘の子と接種したときは、接触後72時間以内にワクチンを接種すると発症や重症化を予防できる可能性があります。

※予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。


水痘(水ぼうそう)とは

  • 病原体:水痘-帯状疱疹ウイルス(VZV)
  • 感染経路:空気、飛沫、接触感染
  • 潜伏期間:2週間

 水痘はVZVに初めて感染した時にみられる急性感染症で、感染力の強い疾患です。ひとたび感染すると一生からだの中に潜伏感染し、免疫が落ちた時に再活性化し、帯状疱疹を発症します。

 水痘の皮疹は、強いかゆみを伴い、紅斑から丘疹、水疱、痂皮の順に変化し、これらの皮疹が混在するのが特徴です。皮疹はお腹や背中、顔、頭皮などに見られます。最も頻度の高い合併症は皮膚の細菌感染症で、肺炎、脳炎、肝炎など重篤な合併症を起こすこともあります。特に新生児、思春期以降の方、妊婦、免疫不全の方が感染すると、重症化し、死に至ることもあります。

水痘ワクチン

2014年10月から定期の予防接種になり、水痘の発生は激減しました。接種後の副反応はほとんどなく、安全に接種が可能です。

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