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子どもの予防接種

B型肝炎ワクチン

ワクチン名 組換え沈降B型肝炎ワクチン
(商品名:ビームゲン®、ヘプタバックス-II®)
予防する病気 B型肝炎
定期接種の対象年齢 1歳未満の方
接種回数 計3回
接種方法 いずれも1回 0.25ml を皮下注射
1回目と2回目は27日以上あけて接種、1回目と3回目は139日以上あけて接種
標準的な接種スケジュール 標準として生後2か月〜9か月未満
1回目は生後2か月、2回目は生後3か月、3回目は生後7〜8か月
備考
  • お母さんがB型肝炎ウイルスのキャリア(HBs抗原陽性)の場合、生後すぐに赤ちゃんにB型肝炎ワクチンが接種されます(健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります)。
  • 定期接種の時期を逃しても、任意接種としてどの年齢でも接種可能です。

※予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。


B型肝炎について

  • 病原体:B型肝炎ウイルス
  • 感染経路:母子感染、家族・集団保育での濃厚な接触、性行為
  • 潜伏期間:60~90日

 B型肝炎はキャリア(無症状ながら、血液中にウイルスを持っている人)の血液や唾液、涙、汗などの体液から感染します。感染経路はさまざまです。子どもは3歳までにB型肝炎に感染するとキャリア化しやすく、将来、慢性肝炎や肝硬変、肝がんに進行する可能性があります。

B型肝炎ワクチン

以前は輸血など医療に関連する感染や母子感染が大きな問題でしたが、輸血用血液の検査やB型肝炎ウイルスに感染しているお母さんから生まれた赤ちゃんへの予防対策によってこれらの患者数は減少しました。一方で父子感染や保育所などでの水平感染がなくならないことから、2016年10月より全ての乳児を対象に定期接種が開始されることになりました。

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