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pediatrics小児科

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子どもの予防接種

A型肝炎ワクチン

ワクチン名 乾燥組織培養不活化A型肝炎ワクチン(商品名:エイムゲン®)
予防する病気 A型肝炎
接種の対象年齢 1歳以上
接種回数 計3回(初回2回、追加1回)
接種方法 皮下または筋肉内注射
標準的な接種スケジュール 0.5mlずつを2~4週間隔で2回、さらに初回1回目の接種の24週後に0.5mlを追加接種する。
備考
  • 2回接種後の抗体陽転率は100%で、3回目の接種で5〜10年の感染防御効果が期待できます。
  • 国内では2013年3月から、16歳未満の小児(主に1歳以上)にも接種が可能となりました。接種量、接種スケジュールは成人と同じです。
  • 世界保健機関(WHO)では、1歳以上の小児への接種を勧めています。米国では小児の定期接種の対象となっています。

※予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。


A型肝炎について

  • 病原体:A型肝炎ウイルス(HAV)
  • 感染経路:汚染された水や食物を摂取することによって感染
  • 潜伏期間:約30日(15-50日)

 A型肝炎は、発熱、全身倦怠感で発症し、その後黄疸(皮膚や目の黄染)が出現してきます。小児では無症状か軽症の場合が多いのですが、成人では重症になりやすく、ときに死亡例も見られます。1~2ヶ月の経過で回復し、慢性肝炎になることはありません。