pediatrics小児科
子どもの予防接種
A型肝炎ワクチン
ワクチン名 | 乾燥組織培養不活化A型肝炎ワクチン(商品名:エイムゲン®) |
予防する病気 | A型肝炎 |
接種の対象年齢 | 1歳以上 |
接種回数 | 計3回(初回2回、追加1回) |
接種方法 | 皮下または筋肉内注射 |
標準的な接種スケジュール | 0.5mlずつを2~4週間隔で2回、さらに初回1回目の接種の24週後に0.5mlを追加接種する。 |
備考 |
|
※予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。
A型肝炎について
- 病原体:A型肝炎ウイルス(HAV)
- 感染経路:汚染された水や食物を摂取することによって感染
- 潜伏期間:約30日(15-50日)
A型肝炎は、発熱、全身倦怠感で発症し、その後黄疸(皮膚や目の黄染)が出現してきます。小児では無症状か軽症の場合が多いのですが、成人では重症になりやすく、ときに死亡例も見られます。1~2ヶ月の経過で回復し、慢性肝炎になることはありません。