小児用肺炎球菌ワクチン
令和6年4月1日から、小児用肺炎球菌ワクチンは13価から15価に切り替わります。
沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン(バクニュバンスⓇ)は、これまで使用されていた沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー13Ⓡ:血清型1、3、4、5、6A、6B、7F、9V、14、18C、19A、19F及び23F)に含まれる血清型に加え、新たに2種類の血清型(22Fおよび33F)を含むワクチンです。沈降15価肺炎球菌結合型ワクチンの接種によって、これら15種類の血清型による侵襲性肺炎球菌感染症(髄膜炎、肺血症など)の予防が期待できます。
定期接種の 対象年齢 |
生後2か月~90か月に至るまで ※7歳6か月を迎える日の前日まで |
接種回数 | 初回接種3回 + 追加接種1回の計4回接種 |
接種方法 | 1回0.5mlを皮下または筋肉内に注射 |
標準的な 接種スケジュール |
生後2か月~7か月に至るまでの間に接種を開始し、27日間以上の間隔をあけて3回接種、さらに追加接種として3回目接種から60日間以上の間隔をおいて1回接種(生後12〜15か月齢の間に)。 |
※初回接種の開始が7か月以上となった場合、接種回数を減じる規定があります。 ●7か月以上12か月齢未満の場合: 初回免疫は、27日間以上の間隔で2回接種、追加免疫は、2回目の接種後60日間以上の間隔で12か月齢以降に1回接種。 ●12か月以上24か月齢未満の場合: 60日間以上の間隔で2回接種 ●24か月以上18歳未満の場合: 1回接種 |
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備考 | すでに13価ワクチンで接種を開始された方も令和6年4月1日以降は15価ワクチンにより残りの接種回数を接種することになります。 他のワクチンと同時に接種することができます。 |
- 予防接種は、完全予約制です。あらかじめご予約ください。
- 予防接種は通常の診療時間内でも接種可能です。(待合室は一般の患者様と同じとなります。)
- ご来院の際は、母子手帳をお持ち下さい。
- 母子手帳をお忘れの場合接種出来ませんのでご注意下さい。
※定期接種を受けられる方は、必ず区から届いている予診票をお持ちください。予診票をお忘れの場合は、受診できませんのでご注意ください。
ご不明な点がありましたら、医師・スタッフにご相談ください。
2024年3月改訂