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耳鼻咽喉科


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よくある症状と疾患  -鼻(はな)-


くしゃみ・鼻汁が多い鼻づまり鼻が痛い鼻血がよく出る

くしゃみ・鼻汁が多い

鼻の病気

 鼻の中はとても広い空間で、顔の骨の中にある空洞である副鼻腔につながっています。鼻の中全体に粘膜が張りめぐらされていて、そこから粘液が分泌され、空気を加湿したり体を感染から守ったりする役割を担っています。そこに感染やアレルギー反応がおこり鼻汁の量が増えると、外に流れ出てくるようになります。水っぽいさらさらした透明の「鼻みず」、白くて粘っこい「鼻みず」、ドロッとして黄色や黄緑色の「鼻みず」までいろいろです。

 くしゃみ・水っぽい鼻みずが止まらず、鼻もつまる症状を起こす代表がアレルギー性鼻炎です。アレルギーとは、本来はウイルスや細菌といった外からの侵入物に対して体を守るための免疫反応が、花粉やダニ、特定の食べ物などに対して過剰に働いてしまう状態です。花粉症というのは花粉によっておこるアレルギー症状のことで、一番多い原因は春先に飛ぶスギ・ヒノキの花粉ですが、他にも初夏のカモガヤ、秋のブタクサといった植物の花粉に反応する方もいらっしゃいます。また、一年中症状がある方は、ダニやハウスダスト、カビ、動物(イヌ、ネコなど)に反応している可能性もあります。

 血液検査で原因となるもの(アレルゲン)の有無がわかりますので、くしゃみ・鼻みずが続くようでしたら検査をおすすめします。注射器で採血し調べる詳しい検査(結果が出るまで一週間弱かかります)と、指先から少量血液をとって調べ、20分程度で結果が出る簡単な検査があります。

 アレルギー鼻炎の治療は原因物質を避けることが第一ですが、それでもおさまらない場合には内服薬や点鼻薬を処方します。「花粉症の薬は眠くなる」「飲んでも効かない」というイメージがあるかもしれませんが、薬もいろいろな種類があります。ご希望をお聞きし、効き具合を見ながら調整していきますので、ほとんどの場合は内服と点鼻でコントロールすることができます。

 また、当院では鼻粘膜へのトリクロール酢酸塗布による治療を行っています。これは薬品で鼻粘膜の性質を変化させ、鼻汁の分泌を減らし鼻づまりを改善する治療です。外来で20分程度でできる処置で、特に鼻づまりに対して有効なので、毎年花粉症がひどい方は花粉が飛ぶシーズンの前に処置しておくことをおすすめします(結果には個人差があります)。

 以上のようなアレルギー性鼻炎の治療はいずれも対症療法で、根本的な治療ではありません。 唯一の根本的な治療が減感作療法です。これは原因となる物質を注射や舌下内服により繰り返し投与し、徐々にそれらに反応しにくい体質に変えていくという治療です。注射はその都度受診しなければなりませんが、舌下免疫療法はご自宅で投与ができます。 現在スギとダニに対する治療が保険適応となっていますが、アナフィラキシーショックなどの重篤な副作用に対する注意が必要であること、また毎日の投与を最低2年以上継続していただかないといけないこと、効果は個人差があり再発する場合もあることから、当院では現在この舌下免疫療法薬は処方しておりません。(導入については検討中です。)


鼻づまり

 鼻がつまっているととてもうっとうしいものです。鼻づまりで眠れない、集中できない、口呼吸になってしまう、いびきがひどいなど他の症状にもつながるので治療が必要です。赤ちゃんの場合はうまく哺乳できないこともあります。

アレルギー性鼻炎による鼻づまりもあれば、鼻の真ん中にあるしきりが曲がっているせいで鼻がつまっていることもあります(鼻中隔弯曲症)。そのほかにも、鼻茸というものができて鼻がつまっていたり、副鼻腔炎といって副鼻腔の中に炎症を起こしているために粘っこい鼻が多く出て鼻がつまってしまっている場合もあります。においがわかりにくくなることもあります。

この副鼻腔炎は、風邪の後などに急激に生じる急性副鼻腔炎と、治りきらずに慢性化してしまった慢性副鼻腔炎があります。 いずれも鼻の中を観察し、鼻汁を吸引して奥まで見てみることである程度診断可能です。必要に応じて細い内視鏡で観察したり、レントゲンやCTの検査を追加することもあります。

治療は外来で鼻汁の吸引(鼻処置)・吸入(ネブライザー)と内服治療です。鼻処置は痛みを伴いますが、まだしっかり鼻をかめないお子さんには特に重要な処置です。鼻の中を傷つけないため、なるべく早く治すために、別のスタッフがお子様を押さえながら処置させていただくこともありますがどうぞご理解ください。 また、最初から手術を検討した方が早い場合もあります。当院では手術治療はできませんが、手術した方が良いと思われる場合には手術ができる病院をご紹介しています。

※CTは、他施設での撮影になります。


鼻が痛い

 副鼻腔炎により頬や目の奥、おでこ、歯の痛みがでることがあります。また、鼻の入り口の部分を触りすぎたりすることでそこから細菌感染が起こり、小鼻の部分が腫れて痛くなることもあります。


鼻血がよく出る

 鼻中隔という鼻の真ん中のしきりに、欠陥が多く集まっている部分があります。その部分にキズがつき、繰り返し出血していることが多いので、出血部位を確認後、必要に応じて止血剤をつめたり、電気凝固機械により止血します。

池上 奈歩 耳鼻咽喉科担当医   耳鼻咽喉科 診療担当医:
池上 奈歩
日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門医
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